2017.11.24 表参道

槌目のグラデーションがアクセントのマリッジリング

“誰とも同じじゃないリングが欲しい!”とithにお越しいただいたお二人。

なかなか好みのリングに出会えなかった…とお話して下さり、オーダーメイドをお選びになったそう。



そんなお二人が好みだったテクスチャは槌目模様。

槌目は職人がひとつひとつ手作業で制作していくため、まさに1点もの。

打ち方や、使用する金槌によって仕上がりや風合いを変えることができます。


お選び頂いた槌目はTsutime Aki《槌目秋》。

こちらはithでお仕立てする最も細かい槌目テクスチャで

鏨と(たがね)いう先の細い金属を回しながらランダムに打っていく槌目です。

仕上がった模様は、秋の鱗雲をイメージさせます。



“普通の槌目じゃ物足りないかも。”

せっかくのオーダーだったら二人のオリジナリティが欲しい、お二人のそんな思いもあったので

槌目でグラデーションにしてみますか?とご提案。

おもしろい!と賛成してくださいました。

つくり手の私も、初めてのアレンジにとてもワクワクしました。


トップから半分は《槌目 秋》に、そして境目のグラデーションから自然に鏡面へと繋がるようアレンジ。



いつも明るく、色々なお話しをしてくださったお二人。

新しいデザインをお客様と一緒に考えていく楽しさを、改めて感じさせてくれました。

他にはないお二人だけのマリッジリングになりましたね。



松田 美樹


Male:マリッジリング / Pt900 (プラチナ)
Female:マリッジリング / K18(イエローゴールド)


Tsutime Aki《槌目秋》



表参道アトリエ

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