2018.08.09 大宮

ふたりの職業の事も考えてお仕立てした形

美容室で勤務しているというお二人にお仕立てした結婚指輪は、細かな面がキラキラと輝く、槌目デザイン

 

美容室でお客さまの髪に絡まったりせず、お顔に当たった時に痛くない、優しい形と雰囲気のものが欲しいとご希望をお持ちでした。

 

 

 

 

ゴールドのジュエリーをたくさん着けていた女性は、身に着けているものと合わせてイエローゴールドをチョイス。
金槌でひと打ちひと打ち丁寧に施した槌目模様がキラキラととってもオシャレですね。

 

 

 

 

メンズリングは少し渋めな色味がかっこいい、ホワイトゴールドでお仕立てしました。
一目見てすぐにお気に入りになった地金でしたね。

 

 

 

 

リング表面にはだんだんと小傷がつき、マットな風合いが出てくるもの。

 

もともとはマットな加工がお好きなお二人でしたが、結婚したんだという新鮮な気持ちを大切にするため、
ツヤツヤの鏡面仕上げでリングを仕上げることにしました。

 

 

 

 

大切に心を込めて打たれた槌目の加工は、手仕事のあたたかな風合いがとっても魅力的。

 

リングを金槌で叩くことで生まれる、リングのゆらゆらとしたアウトラインもとっても優し気です。

 

 

 

 

リングがどんな風に変化していくのか、きっと同じご職業でもそれぞれらしさが生まれるのでしょうね。

 

またアトリエにお越しいただいたときに、一体どんな二人らしいリングになっているのか、楽しみです。

 

 



つくり手 多田真梨子



 

Male:結婚指輪《槌目 春》/K18WG(ホワイトゴールド)
Female:結婚指輪《槌目 春》/K18YG(イエローゴールド)

大宮アトリエ

この記事はいかがでしたか?

回答すると、ほかの方の反応がわかります。
あなたはどっち?

この投稿をシェアする

ふたりの職業の事も考えてお仕立てした形