今回は面のあるリングについて紹介します。
ithはシンプルなリングの他に、職人の手仕事感溢れるリングもたくさんあります。
その中でも面がたくさん集まった多面体のリングの種類も豊富です。
槌目(つちめ)春
槌目のついたリングです。
槌目とは金槌でリングを叩いてできた面のことをいいます。
一つ一つの面は同じ形にはならず、様々な面が連なってリングの風合いが生まれ、世界に一つだけのリングが出来上がります。
光の反射も様々で、槌目春の場合はいも槌と呼ばれる先端の丸い金槌で打っていくため、面が丸くへこんでおり、やわらかな光を放ちます。
ルーチェ
面は他の方法でも作ることができます。
ルーチェはかなり凸凹しています。
槌目のように打って作った面と違い彫りで面を作っているので、面のへこみが大きくリング全体の形が大きく変わります。
クリスターロ
クリスターロは鋭くでエッジのきいたリングです。
結晶という意味があり鉱物のようなきらめきがあります。
このリングの面はやすりで削って作られており、面と面の重なる部分は他の面のあるリングに比べてシャープになっています。
ヤスリ目の方向もバラバラになっているので光が乱反射します。
面の作られ方によってリングの形や光の具合も多種多様になります。
他にも多面体のリングがたくさんありますので、つくり手にお尋ねください。
つくり手 福島瑠佳