2020.11.07 銀座

お揃いの形よりも、二人で一緒に選んだ思い出を大切にした結婚指輪

結婚指輪はお揃いにしたい。」

 

初めてお話をお伺いした時のお二人は、

そうおっしゃっていましたね。

 

 

男性が選んだのは、《トレモロ》。

少しエッジのきいた形がお好み。

 

表面の仕上げは“鏡面仕上げ”。

結婚指輪らしいその輝きに惹かれていました。

 

女性が選んだのは、《アンダンテ》。

優しく、丸みのある形がお好み。

 

表面の仕上げは“ネーヴェ”。

 

ランダムな輝きで、

様々な表情を楽しむことができるところも、

お気に入りのポイントでしたね。

 

 

 

「地金の色味を一緒にしようか。」

「それとも、表面の仕上げを揃えようか。」

 

お揃いをご希望されていたお二人と、

より一層近しい雰囲気にならないか、

三人で話し合いました。

 

「でも、そのままが一番好きだし

一番似合っているよ。」

 

「無理にお揃いの形にするよりも、

こうして一緒に選んだ思い出が大切だよね。」

 

それが、お二人がたどり着いた答えです。

 

指輪をご試着しお互いに見せ合って、

晴れやかな表情をされていましたね。

 

 

 

内側の刻印には、

お二人にとって特別なお日にちを。

 

職人の温かみを感じる、

手打ちの刻印でお入れしました。

 

 

刻印の向かい側には、

お互いの誕生石を交換して留めることに。

 

偶然ではありますが、

お二人の指輪の色味を交換したように見えて、

写真を撮りながら温かな気持ちになりました。

 

 

たくさん悩み、たどり着いた結婚指輪

 

ご納品の時には、

やっぱりお二人それぞれの指輪が、

よくお似合いでした。

 

これからも末永くお幸せに。

 



つくり手 中島



 

Male:結婚指輪トレモロ》/Pt900(プラチナ)

Female:結婚指輪アンダンテ》/K18PG(ピンクゴールド)

 

 

 

銀座アトリエ

この記事はいかがでしたか?

回答すると、ほかの方の反応がわかります。
あなたはどっち?

この投稿をシェアする

お揃いの形よりも、二人で一緒に選んだ思い出を大切にした結婚指輪