初めて男性にお会いしたのは、2018年の11月。
「これからプロポーズを考えていて。」と、
プロポーズリングをお選びに来てくださいました。
そして2019年6月。
アトリエまでお越しくださいましたね。
「流れるような感じが好きなんです。」
はじめに教えてくださったリングのお好み。
リングのご試着は、お二人がご希望している、
カーブ系の形から始めました。
アトリエにくる前は、
「結婚指輪は《アレグロ》にしよう!」と、
ホームページを見ながら考えていらっしゃいましたが、
最後に選ばれたリングは《クローチェ》
2本のリングが重なり合い、1本になる形。
“2人の道が重なり合う”という、
特別な意味が込められた結婚指輪です。
手元にそう緩やかなカーブのラインも、
お二人気に入ってくださいました。
婚約指輪は、カーブのラインがはっきりとわかる《コスモ》
お好みだった流れと、
あまり高くない石座が女性のお気に入り。
中石のダイヤモンドは、
「あまり大きいものは得意じゃないかも」とのことで、
0.2ctに近い大きさのものを選びました。
《クローチェ》と《コスモ》
重ねてつけた時の見え方も、
とっても気に入ってくださいましたね。
プロポーズリングからマリッジリングまで。
お二人の大切なブライダルリングに、
担当として携われたことを幸せに思います。
お二人の末永いお幸せを、
銀座アトリエから祈っています。
つくり手 / 平島
Female:結婚指輪《クローチェ》/Pt900(プラチナ)